日本企業について

部活文化と日本企業

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かつての職場はいわゆる「体育会系」が幅を利かす部署でした。上の人には絶対服従で、飲み会では「面白いことをいえ!」といきなり後輩に無茶ぶりをしたりで、私は居心地が悪かったです。やはり伝統的日本企業では先輩・上司に過度に気を遣うのが「社会人」としての在り方みたいですね。上の人には絶対服従という人材が好まれるので体育会系の人材は就活で受けがいいのかなと思います。

飲み会ではグラスが空いたらすぐにお酌、両手でビンを持てば「ぬるくなる!」と怒られる・・・本当に意味不明でしたね。とはいえ私の会社はネットでもホワイト企業認定されている会社なのですが、やはりブラックかどうかは「部署による」ということなのかなと思います。

ところで、「体育会系が好まれる」ということは、本質的に日本企業はいわゆる中学から続く「部活」の在り方と同一なのかなと思います。小学校までは年上でも特に気を使うような文化は日本にはないと思うのですが、中学生から急に上級生を過度に敬うことが求められます。これも私はイヤでした。なんで遅く生まれただけでこんなに下に見られるんだと・・・。もちろん優しい先輩も多かったですが、嫌な人はずっとイヤでしたね。。

中学・高校では転校してどこかに行くという選択肢がありませんから、理不尽に思いながらも先輩にはペコペコする必要があります。下手に反抗すれば面倒くさいことになります。

ところが大学生になると、部活はともかくサークルではそんなに上下関係は厳しくありません。というのも、中高のように毎日顔を合わせるようなこともありませんから、嫌なら人間関係を断てばいいからです。つまり、逃げ道という選択肢があるので、理不尽に耐える必要がないんですね。

しかし、社会人になったらまた過度な上下関係を強制されます。なんでここまで、という細かい雑用をすべて強制され、これが「社会人の厳しさ」ということを叩き込まれます。よく上司・先輩が「いつまでも学生気分でいるな!」と新人を怒る場面を見ますが、私が思うに彼らは新人に対し「大学生気分でいるな!」ということを伝えたいのであり、「中高の部活のようにふるまえ!」ということを無意識に要求しているのかな、と思います。

最近でこそ変わってきていますが、日本では一度入社した会社に定年まで勤めるというのが大企業サラリーマンのスタンダードという思い込みを持っているので、中高と同じく転職という逃げ道が頭に思い浮かびません。なので、どんなに理不尽でも新人は上の人にペコペコするしかない、こういうことになります。

ややこしい先輩に目をつけられると、ゴルフの運転手、引っ越しの手伝い、などなど仕事の外でも理不尽な目にあってしまします。

私は付き合いが悪いキャラというのを早々に確立しましたし、理不尽にはすぐ理屈で押返す性格なのでそこまでの酷い目にはあっていないのですが、気が弱い人は横から見ていてかわいそうだなと思いました。付き合いが悪いキャラですが、気の合う先輩上司や同僚とはしょっちゅう飲みに行っていますけどね。

 

ということで、結局我々サラリーマンは「いざとなったらやめる」という選択肢をもつことが重要と思います。過労でうつ病になるのも、「この会社の仕事以外選択肢がない」と無意識に自分を追い込んでいるから、というのも一つの原因かもしれません。逃げられない中で、自分には処理しきれない過大な仕事を押し付けられたら、誰しも潰れてしまいます。放り出すほど無責任にもなれず、どんどん辛くなっていく・・・こういう人は多いのではないかと思います。

私がラッキーだったのは、「人からどう思われても平気」という性格ということです。でも一般的に日本人は「人から良く思われる」ことに重きを置くという傾向があるそうなので、嫌われるくらいなら理不尽に耐えてしまう人が多いのでしょうね。

ここで「経済的自由」があれば「辞める」という選択肢ができます。気が弱い人でも財産があれば理不尽い対抗する思い切った行動ができます。そういう意味でも会社以外の生活の糧を構築していくことが大事なのかなと思います。私の場合は株式投資で会社以外の生活の糧を構築していっている、ということになります。

 

 







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スモーク

スモーク

新卒日本企業→豪州駐在→豪州企業転職→日本に帰り日本企業転職→外資系企業転職で今に至る。オーストラリアには7年在住。豪州株がポートフォリオの主力で総資産は1億円弱、年間受取配当金は税後で300万円。すでに経済的自由は達成も、まだまだ資産と配当金を伸ばしていきたいと考えている。

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