日本経済について

日本円の価値は今後下がる

投稿日:2018年5月14日 更新日:

我々日本のサラリーマンは給料を日本円でもらいます。もし退職せずこのまま定年まで勤めるならば、我々は日本円のみで給料を得ることになります。これからも日本円が信任されるならば、これで問題ないのですが、後20年・30年後の円も人々から信頼されているのでしょうか・・・?

通貨というのはその通貨を発行している統治機構が信用されている限り、価値を持つということになります。よって、日本円の信用すなわち日本政府を人々がどれくらい信用するかということですね。

完全に私見ですが、日本政府の官僚は非常に優秀だとは思います。問題抽出能力・問題解決に向けたモチベーションなども持っていると思います。しかしながら、年功序列・終身雇用という日本の組織運営のせいで、結局組織内の偉い人への忖度がはびこってしまい、日本を良くするというエネルギーがねじ曲がってしまいます。

とはいえ、新興国のような汚職だらけの状況と比べたら日本政府の統治運営能力は素晴らしいと思いますね。情報のやり取りは全部FAXといった非効率極まりない融通のなさはありますが、諸外国と比べて著しく落ちるかというと、そんなことはないと思います。

日本政府や日本円は今後も大丈夫、ということになればよいのですが、いかんせん日本政府が乗っかっている日本国の人口構造がもう取り返しがつかない状況になっています。2020年以降は50代以上の人が人口の半分以上を占めるとの推計もあります。今後、高齢化が進むことで富を生み出す人よりも富を受け取る年金生活者が増えていくことになります。つまりもう税金を取ろうにも、取る人が居ない、という状況です。

さらに、過去の景気対策のために日本は国債を発行していますが、国債残高1000兆円を超え、年々加速度的に増えており、もはや誰も日本政府がこの国債を返済できるとは考えていません。まだ格付け機関は投資適格を日本国債につけていますが、冷静に考えると、日本は人口減により今後国債返済の原資となる納税額がどんどん落ちてきます。

さらに今後貯金を取り崩して生きていく年金需給者が増えると、銀行の預金も減ります。そうなるとこれまで国債を購入していた銀行がもはや購入余力がなくなり、返済の懸念も相まって国債が暴落する可能性もあるでしょう。

この天文学的な国債を返済するのは、終戦直後のハイパーインフレをもう一度起こすしかありません。太平洋戦争の戦費は国債で賄われましたが、結局日本は壊滅したので返すあてなどあるはずもなく、日本円を大暴落させて借金を事実上チャラにしたという歴史があります。歴史は繰り返すということで、同じことをするのだろうと思います。

ハイパーインフレが起きると、日本円の価値が下がるので、せっかく貯めた貯金も紙屑になります。今からでも、米ドルなど信用できる外貨で運用するほうが良いでしょう。ただし日本の証券会社は口座が閉鎖される可能性もあるのですが、これを回避するためには海外移住して外国で口座を開き、その口座に送金するしかないでしょうね・・。

結論としては、日本円はあと何年後かは不明ですが、ハイパーインフレに見舞われて大暴落する可能性が高いので、コツコツ外貨に替えましょうということです。ただし、「いつ」そうなるかは誰にも分かりませんが…。







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スモーク

スモーク

新卒日本企業→豪州駐在→豪州企業転職→日本に帰り日本企業転職→外資系企業転職で今に至る。オーストラリアには7年在住。豪州株がポートフォリオの主力で総資産は1億円弱、年間受取配当金は税後で300万円。すでに経済的自由は達成も、まだまだ資産と配当金を伸ばしていきたいと考えている。

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