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意思決定が遅い日本企業はもうダメ:投資するなら米国株

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以前の記事で、ホフステッド指数を紹介しましたが、それによると日本人は不確実性を避けるという傾向が高いそうです。日本の伝統的大企業でも、欧米のそれ以上に何でもかんでもルール化して細かく手続きを定めて不確実な状況を作り出さないようにしているように思います。

もちろん大きな組織であればどの国の人であれ、細かい手続きというのががあります。ただし、私が見聞きする範囲において、ですが、外国企業と日本企業との取引において、外国企業はすでに社内意思決定が取れているのに、日本企業側ではまだまだ手続きに時間がかかる・・・ということで外国企業がイライラして結局取引がパー、もしくは「もう相手にされない」というようなことがあります。

何も私の個人的な体験だけでなく、似たような事例は多くのメディアに記載されているところです。

ところで、なんでこんなに物事を決めるのに時間がかかるのか、疑問に思っています。我々日本人の計算能力が遅いから、というわけでもなさそうです。そうなると、これは算数といった能力ではなく、我々日本人の性格の問題なのではないか、と思います。

ひとつ疑問に答えてくれそうなのが日本人の遺伝、特に脳の構造に関する遺伝子が原因なのでは・・・と日経ビジネスの記事を読んで思いました。

人間の脳には「セロトニン」という物質があるそうです。セロトニンがあれば人間が「安心」するのですが、セロトニンが足りないと「不安」になってしまいます。セロトニンの量を調節するのが「セロトニントランスポーター」というもので、多ければ「セロトニンが多く脳に分泌される=楽観的」、少なければ「セロトニンが分泌されない=悲観的」ということになります。

我々日本人は、世界で一番、「セロトニントランスポーターが少ない」=「不安を感じやすい」とのことです。(逆に最も多い=楽観的なのが南アフリカ人々)。我々の脳は、、世界で一番将来を悲観しているので、何かを決定するにしても、あらゆるリスクを潰して、絶対に大丈夫、となるまでは前に進むことができないのです。

ちなみに日本人の3%はセロトニントランスポーターを多く保有しているので、楽観的な性格なんだそうです。3%ってwww

日本企業の多くは日本人のみで構成されています。そのうち97%が悲観的な性格を生まれつき持っているということになります。そんな人たちが集まる組織だと、「前例踏襲」「周囲がうまくいっているから」「絶対確実に大丈夫」といった案件でないと、前に進めることが難しいということになります。

そうなると、外国と比べて何事も慎重で、意思決定が遅くなるのは仕方ないですね。

今まで、日本の経済力が世界全体に占める割合が多い時代には、我々日本人の遅い意思決定に付き合ってくれた外国企業もあったのだろうと思いますが、今では日本の経済力はかなり衰えてしまい、何が何でも日本企業と取引をしないといけない、ということは減っているのかなと思います。「日本は意思決定が遅いので、もう他の国と組みます」ということが増えると、日本企業のプレゼンスはますます落ち込んでいくのかなと思います…。事実、私の知っている範囲でもそのような例は増えてきています・・・。

意思決定が遅い日本の大企業が今後世界に相手にされない、となると、投資家としては導き出される結論としては、「日本株に投資してはいけない」ということになります。新興国株も情報が少ないですし、ガバナンスも心配です。となると、必然的に投資先は米国株というのがセオリーとなるのではないでしょうか。







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スモーク

スモーク

新卒日本企業→豪州駐在→豪州企業転職→日本に帰り日本企業転職→外資系企業転職で今に至る。オーストラリアには7年在住。豪州株がポートフォリオの主力で総資産は1億円弱、年間受取配当金は税後で300万円。すでに経済的自由は達成も、まだまだ資産と配当金を伸ばしていきたいと考えている。

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