投資の考え方

【投資の格言】頭と尻尾はくれてやれ

投稿日:2018年6月1日 更新日:

投資にはいろんな格言があります。「セルインメイ」といった本当にどうでもいい格言もあれば、重要な格言もあります。わたしが好きなのは「頭と尻尾はくれてやれ」ですね。

チャート分析の本などには「このチャートの形だと相場の底で、この形だと相場の天井です」といった解説がありますが、あれば全部単なる妄想といってよいでしょう。

人間だれしも、大底で買って、天井で売りたいと思っています。私もそうです。ただし、相場の底や天井なんて誰にもわからないのです。人間は「自分は特別」という思いを誰もが持っているので、自分だけは大底で買い・天井で売れると考えてしまいます。私だって心の底ではそう思います。

ここで役に立つのが「頭と尻尾はくれてやれ」という格言です。

魚は真ん中の柔らかい美味しい身を食べていればいいので、欲張って頭や尻尾まで食べてようとしないほうがいいよ、という意味です。

これを投資という文脈では、「大底・天井での取引なんて出来ないのだから、『今は明らかに安いでしょ』『今は明らかに高いでしょ』くらいの感覚で株を売買したほうがいいよ」、という意味ですね。

 

ところがこの「頭と尻尾はくれてやれ」は言うは易く行うは難しです。明らかに割安と思った株が10%も20%も下がることはザラにあります。10年後から振り返れば、大した違いはないのですが、投資している最中は持株が20%も下がると気が気ではありません。

例として、私が過去中小株投資で儲けたShoeiという会社のチャートで示したいと思います。

2011年9月2日は560円でしたが、2012年9月27日には447円となっています。1年で20%近く下がっています。

普通の投資家ならここで売ってしまうのですが、チャートを見ればお分かりの通り「完全に買い」でした。

私の場合は「頭と尻尾はくれてやれ」の格言を信じ、「財務体質もいいし、そのうち円安になれば業績は急回復する」と思いジッと待っていました。2018年4月に「こんなもんかな」と思い売りましたが、投資は9倍以上になりました。残念ながら20万円くらいしか投資してなかったので儲けの絶対額はたいしたことないのですが・・・。

現在私はたばこ株に集中投資していますが、今後たばこ株の株価はダラダラ下がる可能性もあると考えています。よしんば20%下がろうとも、以前と同様、「頭と尻尾はくれてやれ」ということで何も気にせず持ち続けます。さすがにShoeiのように何倍にもなることは考えにくいですが、たばこ株についてはこれから10年もたてば、配当利率が低下=株価が上昇する確率は高いものと思います。







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スモーク

スモーク

新卒日本企業→豪州駐在→豪州企業転職→日本に帰り日本企業転職→外資系企業転職で今に至る。オーストラリアには7年在住。豪州株がポートフォリオの主力で総資産は1億円弱、年間受取配当金は税後で300万円。すでに経済的自由は達成も、まだまだ資産と配当金を伸ばしていきたいと考えている。

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