たばこ株分析

ブリティッシュアメリカンタバコ(BTI)2018年上半期決算

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ブリティッシュアメリカンタバコ(BTI)の2018年上半期(1~6月)の決算が発表されました。ブリティッシュアメリカンタバコは私の主力銘柄です。フィリップモリスのように通期での利益予想減の発表はなく、「今後も持続的に成長する」との記載がありました。

ブリティッシュアメリカンタバコ2018年上期売上・利益

売上は125億5300万ポンドで前年同期比+1.9%、営業利益は52億1600万ポンドで前年同期比+2.4% となっています。ブリティッシュアメリカンタバコは、2017年期中にレイノルズを買収しているので、IFARSベースの数値だと前年同期比+56.9%となって意味のある形で前年同期比を比較できません。売上・利益共にいろいろな定義で数値が掲載されているのですが、adjusted revenue on a representative basisの数値を記載しています。また、為替は"constant rate"の数値を記載しています。それにしてもこの会社のレポートは読みにくいですね・・・。

地域別の売上を下記の通りまとめました。

この会社の地域分けが謎なのですが(なぜUS以外の南北アメリカとサハラ以南のアフリカを一くくりにするのか)、USは前年比同じ、他の地域は前年比で売上増でした。営業利益ですが、アジア+オセアニア以外は前年比増となりました。アジア+オセアニア地域では、為替が対ポンド安だったのと、在庫の影響によりマイナスになったということです。

ブリティッシュアメリカンタバコ2018年上期の出荷数

たばこの出荷本数は前年同期比-2.2%でした。種類別・地域別の出荷本数をまとめした。紙巻たばこは-3.1%だったものの、電子たばこ・加熱式タバコは前年比8.5倍という伸びになっています。

次に地域別出荷本数ですが、アジア+オセアニアは前年同期比+3.5%でしたが、その他の地域はマイナスでした。

 

地域別の「一人当たり」たばこ出荷本数の分析

個人的には今後ブリティッシュアメリカンタバコの成長は、たばこの出荷数を維持できるかどうか、だと考えています。

ブリティッシュアメリカンタバコの地域別の出荷数および人口を並べて、各地域の「一人当たり年間のたばこ出荷本数」を計算してみました。

そうすると、興味深い事実がわかります。アメリカと欧州ロシア+サハラ以北アフリカでは一人当たりのたばこの出荷数は100本を超えてますが、人口の多いアジア+オセアニアやUS以外の南北アフリカ+サハラ以南アフリカでは一人当たりのたばこ出荷数は40本前後とアメリカの約1/3です。(何だかんだでアメリカ人はたばこ吸いまくってますね・・・。)

アジア+オセアニア地域ではまだ一人当たりのたばこ消費数量が少ないので、これからも伸びると考えてよいのではないかと思います。特にアジア+オセアニアでは人口も多いですし・・。

南北アメリカ+サハラ以南アメリカのたばこ消費量は2018年上半期は減っているのですが、原因として「ブラジルと南アメリカにおける違法タバコの増加」「メキシコ・ベネズエラ・カナダ・コロンビアの消費減」と記載がありました。人口増加地域であるサハラ以南アフリカ向けに関しては、今後たばこ消費が伸びる可能性があると思っています。

参考に中国の人口も載せました。中国には外資系のたばこ会社は参入できないため、ブリティッシュアメリカンタバコの売上はゼロです。

上記の分析は、本当にざっくりしたものですが、今後のアジア地域の人口増・GDP増を考えると、たばこの出荷本数は思ったより下がらないかもしれません。

 

いずれにせよ、今後10年くらいは、ブリティッシュアメリカンタバコは高配当を維持してくれるのではないかと思っています。今回の決算後にブリティッシュアメリカンタバコの株価は上昇しました。理由は良くわかりません(笑)







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スモーク

スモーク

新卒日本企業→豪州駐在→豪州企業転職→日本に帰り日本企業転職→外資系企業転職で今に至る。オーストラリアには7年在住。豪州株がポートフォリオの主力で総資産は1億円弱、年間受取配当金は税後で300万円。すでに経済的自由は達成も、まだまだ資産と配当金を伸ばしていきたいと考えている。

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