たばこ株分析

【JT】2018年第2四半期決算

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JTが2018年第2四半期の決算を発表しました。私は100株しか持っていませんが・・・。

まず会社全体の前年同期比較です。

億円 2017年4-6月 2018年4-6月 増減率
売上 5392 5602 3.9%
営業利益 1643 1556 -5.3%
調整後営業利益 1643 1698 3.3%

売上は増加しましたが、営業利益は下がっています。これは円高および買収後の商標権償却といったことが理由とのことです。商標権償却というとで、キャッシュが出ていくような費用増加ではないので気にしなくてもいいかと思います。円高はどうしようもありません。

次に国内事業です。

億円 2017年4-6月 2018年4-6月 増減率
売上 1505 1429 -5.0%
調整後営業利益 628 546 -13.1%
紙巻販売数量(億本) 238 208 -12.6%

紙巻たばこの販売本数は減っています。一方で、プルームテックなどの「低リスク商品」の売上本数が5億本、シェア20%を獲得ということでした。プルームテックの本格販売は始まったばかりなので、今後もプルームテックの販売本数は増えると思われます。

次に海外事業です。

億円 2017年4-6月 2018年4-6月 増減率
売上 3013 3252 7.9%
調整後営業利益 1032 1180 14.3%
販売数量(億本) 1015 1073 5.7%

インドネシア・フィリピン・エチオピアの事業買収により、販売本数自体は増えています。

既存のマーケットでは販売本数が減少しており、値上げで売上・利益をキープしているという、他の大手たばこ企業と似たような構造となっています。今年ロシアのドンスコイ・タバックという会社を買収しました。ロシアではJTがシェアNO1の会社で、およそ40%のシェアを持っているとのことです。(ロシア人ってタバコ吸う人多いイメージですね)

最後に、2018年1-12月の予測数値です。

当初の見込みと比べて、今回の見込みでは当期利益が170億円減の3770億円となっています。理由は、低リスク製品への投資増・買収したドンスコイ社への追加投資、イランの利益数値を保守的に想定(トランプによる制裁影響)そして、買収に伴う商標権償却費の計上というものです。

そんなにネガティブな理由でもないので、あまり問題視する必要はないかと思います。

今回の決算を受けたJT株の動きですが、ほんの少し株価が上がっています。まあ、短期の株価の動きなんて誰にも分からないので、気にするだけ無駄だと思っていますが・・・。

世界的たばこ企業ということでJT株への追加投資を少しは実行しようかな~~と思います。しかし、米国企業と比べ日本企業は株主を軽視します。つまり、簡単に減配します。私も日本の伝統大企業に勤めているので、良くわかります。日本企業は、最終的な目的は「利益の極大化」「株主還元」ではなく、「会社という従業員コミュニティの維持」なので、株主は外野からガヤガヤ意見を言ううるさい存在としか思っていません。

JTも日本の伝統的大企業なので、同様の体質があるように思えます。そうではないかもしれませんが、「借金してでも株主に還元する」ということまではしないでしょう。株主還元を第一に考える欧米企業であるブリティッシュアメリカンタバコ、フィリップモリス、アルトリアに重点的に投資したいと思っています。







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スモーク

スモーク

新卒日本企業→豪州駐在→豪州企業転職→日本に帰り日本企業転職→外資系企業転職で今に至る。オーストラリアには7年在住。豪州株がポートフォリオの主力で総資産は1億円弱、年間受取配当金は税後で300万円。すでに経済的自由は達成も、まだまだ資産と配当金を伸ばしていきたいと考えている。

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