たばこ株分析

たばこ会社の今後(豪州新聞記事より)

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オーストラリアの新聞であるAustralian Financial Review紙にたばこ会社に関し記載がありましたので紹介します。

このオーストラリアンフィナンシャルレビュー紙は日本でいうところの日経新聞のようなものです。

正直、私が持っているたばこ事業に関する認識とあまり変わらない内容だったのですが、おおまかに3点でした。

1.先進国では喫煙率が減少している。大手たばこメーカーは加熱式たばこ開発で生き残りを図っている。

以上はAustralian Financial Review紙からのグラフなのですが、オーストラリアの喫煙率です。1960年の男性の喫煙率は70%を超えていましたが、2015年ごろには男女ともに20%を切っています。他の欧米諸国も喫煙率は下落していますね。

2.フィリップモリスは2025年までに30%の喫煙者を、加熱式たばこといった新しいたばこの愛用者にする計画。

大手たばこ会社が、"より健康にやさしい"という、うたい文句で加熱式たばこの販売を行っています。Annual Reportでも加熱式たばこのほうが利益率が高いですし、より稼げる商品にシフトして減少する喫煙率を相殺する売上・利益を上げようとしています。日本でもフィリップモリス、ブリティッシュアメリカンタバコやJTが加熱式たばこの販売を進めようとしていますね。

3.将来の成長はアフリカとアジア新興国

先進国での成長は期待できませんが、将来のたばこ事業の成長はアフリカ・アジア新興国と記載がありました。

主なアジア・太平洋の新興国の喫煙率は下記のような感じです。

インドネシア・バングラデシュ・ベトナム・フィリピンなどの人口大国の喫煙率が40%を超えています。人口が1.3万人しかいないのですがナウルは女性の方が喫煙率が高いんですね・・・。クックアイランドも女性の喫煙率が高く、南国の小国ではなぜか女性の喫煙率が高いようです。

さらに、大手たばこ会社が将来の成長市場と見込んでいるのはアフリカのようです。アフリカでは加熱式たばこは宣伝せず、専ら紙タバコの宣伝をしているようです。アフリカの購買力を考えると、カートリッジが必要な加熱式タバコよりも、紙たばこのほうが適切なんでしょう。さらに、ある程度は紙たばこを販売しないと、既存の紙たばこ工場を活用できなくなるので、これまた理に適っているのかなと思います。

ところで、Australian Financial Reviewでは、アフリカでたばこ規制が進まない理由について記載していました。その理由は3点です。

①たばこ税が税収に占める割合が高く、政府としても税収減となるたばこ規制をしにくい

②たばこ会社は(アフリカでは珍しい?)いわゆる”ホワイト”企業のようで、ステータスが高い

③規制法案を成立させたとしても、その実行能力が無い(政治家がたばこ会社からワイロを受け取っている場合もあるとか・・・証拠はないものの)

以上により、なかなかたばこ規制が進まない、もしくは実行されないようです。

また、現在アフリカの人口は10億人ですが、2025年までに15億人になると予想されています。WHOによると15歳以上の10%が喫煙すると予想しており、そうなると人口増でたばこ消費も増えることになります。現に、コンゴ共和国の喫煙率は47%、カメルーンで43%シエラレオネは41%と高いようです。

上記のグラフによると、サハラ以南のアフリカ諸国では、1980年以来たばこ消費量50%増加しているようです。

というわけで、ブリティッシュアメリカンタバコ、フィリップモリスともにアフリカを重要マーケットと捉えています。

これらの大手たばこの銘柄ですが、人気はあるみたいです。ケニアのナイロビなど、アフリカの10都市でたばこの人気銘柄について調査したところ、最も人気がある銘柄はブリティッシュアメリカンタバコのBenson & Hedges,インペリアルブランズのDavidoff、そしてフィリップモリスのマルボロであったようです。地場企業よりも欧米の大手たばこ会社の銘柄が人気ということですね。

 

と、、いうわけで、以前記載した記事とほぼ同じ内容となってしまいました。オーストラリアの新聞では、たばこ会社に批判的な論調で、「憎たらしいけど、しぶとく生き残る」というような書きぶりでしたね。しかしながら、投資家目線ではたばこ会社への投資もおそらく大丈夫かなあと思いました。

 

と、ここまでたばこ株に関することを書きましたが、実は昨日フィリップモリスをおよそ550万円分くらい売りました。売った分を、日本のとある小型株に投資しました。やっぱり成長株投資したいなあという衝動が抑えられませんでした~(笑) フィリップモリスは5月に購入したのですが、購入単価は79ドル、販売単価は83ドルで、この半年足らずで配当を入れて投資収益率が約7%くらいだったので、悪くない投資だったと思います。一部は売却しましたが、フィリップモリスはまだ700万円くらい保有しています。投資額の多いブリティッシュアメリカンタバコを売ってもよかったのですが、含み損なのでやめました(笑)

あとフィリップモリスを一部売った理由としては、ブログ収入が月2万円くらいになりそうだというのもあります。ブログにより(税前ですが)年間24万円をもらえます。24万円相当の収入ということは、(税後)4%の配当利回りとして600万円相当分の株を持っているようなもんかなと。その分を、高配当株のフィリップモリスを売って成長株に回してもいいかな~~と考えました。

もちろんブログは手間がかかるので「不労所得」というわけではないのですが、趣味でやっているので苦になりませんし、自分の中では「不労所得」同然ですね。ただ収入が続く保証は全くありませんが・・・・・。

いずれにせよ、成長株投資というのはジェットコースターみたいで株価は1日で±10%くらいすぐ動きます。なかなかスリリングで面白いですね。最悪ゼロになっても生活は困らないし、しばらく楽しみたいと思います。とはいえ、日本株における成長株投資は、今日購入した分でやめとこうかなと思います。

結果として配当金が年間税引き後で約270万円になってしまいました。もう少し積み上げないと嘘つきになりそうです。フィリップモリスとアルトリアから配当金が入ったので、これは高配当株に投資しようかなと思います。

今後売買は増えることは無いと思いますが、売買のたびにブログに記載するのがやっぱり面倒くさくなったので、オーストラリア株のブログと同じく、3か月に1回、保有株をアップするような感じにしようかなと思います。







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スモーク

スモーク

新卒日本企業→豪州駐在→豪州企業転職→日本に帰り日本企業転職→外資系企業転職で今に至る。オーストラリアには7年在住。豪州株がポートフォリオの主力で総資産は1億円弱、年間受取配当金は税後で300万円。すでに経済的自由は達成も、まだまだ資産と配当金を伸ばしていきたいと考えている。

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