生き方

英語という錯覚資産

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最近読んだ本で面白かったのがありました。「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」という本です。この本のキーワードは「錯覚資産」で、いかにこの錯覚資産を活用して人生という暗夜行路をうまく進んでいくか、ということに気づかされます。私の場合は「英語」という錯覚資産で、人生の選択肢が広がったと思います。

錯覚資産とは

「人々が自分に持っている、自分に都合のよい錯覚」という意味です。例えば、「あいつは頭よさそうな顔をしているからマジメだろう。学級委員長はあいつのほうがいい」とか「彼は東大出身だから、優秀なはずだ。企画部門に栄転させよう」とか、本人の本当の属性や能力とは関係なく、他人か勝手に抱いている多い込みです。

ミソは、社会は人を「単なる思い込み」で判断でするということです。思い込みの元になる分かりやすい例が「学歴」とか「見た目」とかです。

私は普通の家庭に育った普通の人間なので、起業家になってバンバンお金を稼ぐような天才ではないと自覚しています。私のような凡才が、そこそこ良い条件でお金を稼ぐには「学歴」が有効です。日本の場合は「新卒+高学歴」でさえあれば、いわゆる「優良企業」に入社することができます。たとえ大学時代に一切勉強していなくても・・・!

もちろん社会人なら誰でも実感があると思いますが、学歴と能力なんて比例しません。18歳時点の大学入試の結果だけで、その人の能力なんて図れるわけがありません。

とはいえ、企業側も、学生一人一人の能力なんて採用期間だけで知ることは不可能です。でも、上司には「優秀な奴を採用しました!」と説明する必要があります。てっとり早いのは「学歴がいいやつをとる」「体育会で根性ある(と思われる)やつをとる」ということになります。人事の担当者も、これならば上司から責められることはありません。

というわけで、他人が自分にとって都合がよい錯覚を持ってくれている場合は、世の中という波をスイスイと乗りやすくなります。

最強の錯覚資産:英語

多くの日本企業の従業員、特にオジサン世代は英語が出来ない人が多いです。2018年現在、「管理職」といわれる45歳以上くらいの日本企業の人々は、英語ができる人が少ないように思います。そういう人にとって、「英語ができる」というのは「とんでもない特殊能力」に思えるようです。

私も新卒で日本企業に入社したのですが、たまたまトーイックで高得点を取れたので、「英語ができるキャラ」という錯覚資産を手に入れました。そのおかげで(会社のお金で)海外出張で色々な国に行きましたし、オーストラリアの駐在員に選ばれました。

日本企業で駐在の経験がある人はわかると思いますが、駐在員というのはすごく条件がいいです。駐在手当で給料が上がるのに、住宅手当まで出るので、可処分所得が数倍になるのです。私の場合はこれをすべて株に回してうまくいったのですが・・・。ただ、あまりにオーストラリアの居心地がよくて日本に帰りたくなかったので、オーストラリアの取引先に転職してしまいました(笑)駐在員と比べると、転職により給与条件は下がりましたが…。

英語ができない人は特に「外人の中で仕事できるなんて、すごい!」と思ってくれます。実際は大したことないのですが、何故か勘違いしてくれます。特に、「意思決定者」たるオジサン世代が、英語能力を必要以上に評価してくれるので、日本企業に勤める限りは何かと便利です。今は外資系企業なので別に英語で話をするのは普通なので、英語という錯覚資産はあまり活用できていません。。

日本企業や「英語ができない人たち」の中で働くにあたり、「英語」という錯覚資産は相当に価値があると思います。株よりもなによりも「投下資本利益率」が高いのが「英語」だと思いますね。私から見たら、「フランス語」や「アラビア語」が出来る人はとんでもなく凄く思いますね。本人たちは「そうでもない」と言うのですが。とはいえ、世界のビジネスにおける公用語は英語なので、英語が出来れば海外とのビジネスには困りません。プラスアルファでもう一つできればかっこいいのですが、時間がないので「リタイヤ」してから第2外国語に挑戦したいと思います!簡単といわれるマレー語とかですかね。マレーシアは配当税・譲渡益税がゼロですし(笑)

まとめますと私の場合は、英語という錯覚資産を持つことで

・会社のお金で海外にいける

・条件のいい海外駐在員に選ばれる。このことで投資の元手が効率よく稼げる

・海外で株口座を作れるので、投資の選択肢が広がる

という事で、人生の選択肢が広がりました。オーストラリアに駐在して、オーストラリアの株口座を作れたおかげで、本当に人生が変わったように思います。全財産を配当利率7%の高配当株に回したら、税後560万円の配当金を得られるので、その気になればすぐにリタイアできます。この安心感というのは何物にも代えられないですね。でも、まだまだ働いて世の中を見て回りたいと考えています。

私は親戚の子供に「英語」の勉強をお勧めしています。大学入試でも私立文系の場合は英語の配点が高いので、英語が得意なら入試に有利です。社会人になってからも、英語能力というのは役に立ちます。今の子供世代なら、英語なんて当たり前になって「錯覚資産」なんて言えないのかもしれませんが・・・。そういう意味では、私はいい時代に生まれたなあと思っています。

というわけで、下記の本は面白かったんでぜひ読んでみてください。

 







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スモーク

スモーク

新卒日本企業→豪州駐在→豪州企業転職→日本に帰り日本企業転職→外資系企業転職で今に至る。オーストラリアには7年在住。豪州株がポートフォリオの主力で総資産は1億円弱、年間受取配当金は税後で300万円。すでに経済的自由は達成も、まだまだ資産と配当金を伸ばしていきたいと考えている。

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