一般消費財銘柄分析

ティファニー銘柄分析(TIF):宝飾品メーカー

投稿日:

今回は女性なら誰もが好きな(?)ティファニーを分析したいと思います。

ティファニー(TIF)の分析まとめ

  1. 宝飾品の製造メーカー。高収益の源泉は「ティファニー」と印字されたあの緑の箱というブランド、すなわわち「無形資産」。
  2. 投下資本利益率は10%前後をキープしており、効率的に経営できている。リーマンショック時でも黒字は維持できている。
  3. 株主還元(配当・自社株買い)は年々増加している。一株配当金は10年前の約3倍に伸びている。
  4. アメリカにあこがれが強い新興国を中心に販売が増える可能性はある。株価がもっと下がったら購入するのもいいかもしれない。

ティファニーのビジネス

言わずと知れた宝飾品を販売する会社です。女性はあの緑の箱が大好きなようです(笑)。私は以前ニューヨークのトランプタワーの横にあるティファニーの店に入ったことがあるのですが、男は端っこで暇そうにスマホをいじり、女性は夢中で買い物という状況でした(笑)。トランプ当選前なので、普通に入店できましたが、今はどうなんでしょうね・・・。

創業は1837年の老舗です。NYSEに上場したのが1987年で、上場時に株を買っていたら今頃60倍くらいになっています!(インフレ除いた名目ですが・・・)今も昔も下記の青い箱は魅力的ではありますが、後知恵だと上場時にティファニーのジュエリーではなく株を買ってた方がよほど価値が上がった・・・ということですね。

ティファニーの2018年1月期(2017年2月~2018年1月)の1年間の地域別売上をグラフにしました。

以上のように、ティファニーの売上のうち日米中台で71%も占めます。なんだかんだで日本と中華圏はアメリカ商品が大好きなんですね(笑)人口比でいうと中国やその他地域(新興国)における売上増は期待できるかと思います。

一方で、ヨーロッパは売上の12%しか占めていません。ヨーロッパ人はアメリカのブランドに高いお金を出す人は少ないのかもしれませんね。

次に、地域別の店舗数です

年々少しずつ店舗数は増えていますが、特に増え方が大きいのがアジアパシフィック、すなわち中国や東南アジアといった地域の店舗数が伸びています。基本的に店舗数が売上成長の源泉ですので、今後もコツコツと伸びると思います。

ティファニーの財務数値

アニュアルレポートから各種数値を拾いました。

売上・利益および資産の推移

過去10年間で売上は年平均4%ずつ上昇しています。投下資本利益率は10%前後を維持しており、「ティファニー」という無形資産をうまく活用した効率的な経営が出来ていると思います。

キャッシュフロー

基本的に営業CFは順調に伸びています。配当金の支払いはフリーキャッシュフローの枠内で収まっているので、今後も持続可能なレベルの配当金払いだと思います。

一株あたり利益・配当金と配当性向

自社株買いを行っているのもあり、一株あたりの配当金は上がっています。

ティファニーの将来の見込み

ティファニーの今後も年率5%前後の売上成長を目指しているようです。店舗の増設のほか、eコマースによる販売も伸ばすようです。具体的にこういう戦略を実行します!といったようなプレゼンテーション資料がないので、これ以上のことは良くわからないのですが・・・過去は順調に成長していますので、今後も堅実に成長するのかなと思います。

現在の株価

2018年10月30日のティファニーの株価は下記の通りです(グーグルから引っ張ってきただけですが)

上場以来、上下しながらも株価は順調に伸びていますが、最近は最高値から一気に下がっています。配当利率は(2019年支払予定の配当金に対し)2.05%程度となっています。2016年7月は61ドルでしたので、これくらいのレベルになったら購入してもいいかもしれません。

最後に

これまでフェラーリハーレーダビッドソン、そして今回のティファニーと、ぜいたく品を販売する米国銘柄の分析をしてみました。株価が下がれば買いたいな、と思うのがフェラーリとティファニーですね、ハーレーは今後成長するのか自信が持てません。

ティファニーと比較すると、投下資本利益率が20%を超えているフェラーリが魅力的です。最近は全般的に相場が軟調なので、株価がどんどん下がっています。株価が下がればフェラーリそしてティファニーの購入を検討したいところです。残念ながら現金がないという悲しい事態なのですが・・・。配当金、給料、ボーナスをコツコツ貯めて現金をねん出しようと思います。







  • この記事を書いた人
スモーク

スモーク

新卒日本企業→豪州駐在→豪州企業転職→日本に帰り日本企業転職→外資系企業転職で今に至る。オーストラリアには7年在住。豪州株がポートフォリオの主力で総資産は1億円弱、年間受取配当金は税後で300万円。すでに経済的自由は達成も、まだまだ資産と配当金を伸ばしていきたいと考えている。

-一般消費財銘柄分析

Copyright© 株式投資で経済的自由 , 2018 All Rights Reserved.