日本企業について

日本が社畜文化のワケ

投稿日:2018年5月26日 更新日:

外国人(といっても主に欧米人ですが)の働き方、組織人としてのふるまいを見ていると、日本のように、年上に過度にペコペコする、細かいどうでもいい修正を何回もする、といった社畜行動が少ないように思います。

翻って、なぜ日本企業はなんで社畜行動、つまり過度に年上の人にやたらとペコペコする、飲み会ではすぐに酒をつぐ、訳わからん忖度する、報告書を何度も書き直す、といったことが多いのかなと常々疑問に思っていました。ムラ社会といとそれまでなのですが、ずっと疑問でした。

ネットでいろいろ調べていると、この疑問に答えてくれそうな面白い記事が2つありましたので紹介したいと思います。

人々や友達、彼氏/彼女の国民性は?  103か国の国民性の違いがグラフに!

 

 

ホフステッド指数とは?

ホフステッド指数とは、オランダの社会科学者ヘールト・ホフステッドが開発した、各国の国民性の指標のことです。様々な国の文化(国民性)を定量的に測定し、指数化したものです。 ホフステッドは米IBMの世界40カ国11万人の従業員に行動様式と価値観に関するアンケート調査を行い、 1980年にはその国の文化と国民性を数値で表すことのできる「ホフステッド指数」を開発しました。

ホフステッド指数には6つの指標で構成されています。

1.Power distance index (PDI) 上下関係の強さ
2.Individualism (IDV) 個人主義傾向の強さ
3.Uncertainty avoidance index (UAI) 不確実性の回避傾向の強さ
4.Masculinity (MAS) 男らしさを求める強さ
5.Long-term orientation (LTO) 長期主義的傾向の強さ
6.Indulgence versus restraint (IVR) 快楽的か禁欲的か

日本はどう評価されている?

各国の被験者により(たとえば日本企業の従業員か、外資系企業の従業員かなど)、結果は異なると思うのですが、上記のリンクを見るに日本はこういうことが言えるのではないかなと思います。

指標 意味 日本
1.Power distance index (PDI) 上下関係の強さ 世界平均を若干下回る程度
2.Individualism (IDV) 個人主義傾向の強さ 世界平均くらい
3.Uncertainty avoidance index (UAI) 不確実性の回避傾向の強さ 非常に強い
4.Masculinity (MAS) 男らしさを求める強さ 非常に強い
5.Long-term orientation (LTO) 長期主義的傾向の強さ 非常に強い
6.Indulgence versus restraint (IVR) 快楽的か禁欲的か 世界平均を若干下回る程度

意外に思ったのが、日本は

上下関係が強い国だと思ったのですがそうでもないのですね。あと、あんまり集団主義でもないということですね。

日本の特徴およびそこから読み取れる日本の組織の行動原理は下記のようなものかなと思います。

  • 不確実性の回避傾向が強い→ リスクを取りたがらない。ミスを避けるために細かいルールを設定する。周囲の意見を聞いて同意を取ってから行動に移す。資料のどうでもいい修正、稟議書の作成、社内説明・・・
  • 男らしさを強く求める → 男性であろうと女性であろうと、「24時間戦える企業戦士」が出世する。
  • 長期主義的傾向が強い → 短期的な結果では評価しない。結果ではなく、過程で評価する。過程のうち、ひとつは長時間労働。

日本の社畜労働の根幹には、我々の文化によるものもあるかもしれないですね。

とにかく我々サラリーマンができることは、給与だけでなく、他の収入手段をもっておくこと、そして「経済的自由」を達成して、イザとなれば会社をやめてもいいようにしておくこと、これに尽きるのではないかなと思います。

 



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スモーク

スモーク

新卒日本企業→豪州駐在→豪州企業転職→日本に帰り日本企業転職→外資系企業転職で今に至る。オーストラリアには7年在住。豪州株がポートフォリオの主力で総資産は1億円弱、年間受取配当金は税後で300万円。すでに経済的自由は達成も、まだまだ資産と配当金を伸ばしていきたいと考えている。

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