たばこ株分析

フィリップモリス、配当金を6.5%増加

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フィリップモリスの配当金が上がりました!高配当たばこ株投資家の私としては非常にうれしいニュースです。

フィリップモリスからの発表

2018年6月8日のフィリップモリスの発表によると、一株あたりの配当金を6.5%増やし、四半期あたり1.14ドル、年間4.56ドルにするとのことです。

この水準で配当を支払い始めるのは、2018年7月11日からとなります。

フィリップモリスによると、今回の配当増を決めた要因として「今後の会社の成長に確信をもっている。無煙たばこは潜在的な成長ドライバーである。さらに、会社は株主に報いるというコミットをしている」と説明しています。ライザップばりに「株主に報いることをコミットする」ということですね。

フィリップモリスがアルトリアと分離した2008年以来、年率9.5%、トータルで147.8%も配当金が伸びていることになります。米国企業ということで当然、株主至上主義です。米国株への投資というのは安心感があります。今日は改めて米国株投資の利点を再認識しました。それにしても、この配当金の伸びは凄まじいです。

フィリップモリスの株価と配当利率

2018年6月8日の終値は79.42ドル、前日比+2.62%となりました。一株配当金が4.56ドルなので、現在の配当利率は

4.56÷79.42=5.74%

となります。5.74%って・・・めちゃめちゃ高配当だと思います!!たばこ株らしい、高配当ですね。税金の20%を抜いても約4.59%もの高配当率となります。

ちなみに私の場合、フィリップモリス株の取得単価が79.35ドルなので、上記の計算とほぼ同じ、税引き後配当率4.59%を期待できます。

私が保有するフィリップモリス株は1300株ですので、向こう1年間で

4.56×1300株=5928ドル

さらにそこから配当税の20%を引くと(厳密にはちょっと違いますがここでは単純化します)

5928ドル×0.8=4742ドル。米ドルは110円とすると、521620円。

つまり、私はフィリップモリス株から年間で配当金50万円を受け取ることができる、というわけです。何もしなくても50万円というのは精神的に大変安心感をもたらします。受け取った配当金は、もちろん「再投資」に回して複利の力で今後も資産を伸ばしていきたいと考えています!

配当原資は大丈夫か?

フィリップモリスは配当金をガンガン増やしていますが、問題は今後もそんなに配当金を伸ばしていけるのかということです。

フィリップモリスの直近3年間のキャッシュフローを計算してみました。

非常に単純化すると、営業キャッシュフローと投資キャッシュフローを合計したフリーキャッシュフロー(FCF)が「配当金の原資」となります。FCFが配当金支払額よりも多ければ、「たこ足配当をしていない」ということになります。

2017年のFCFは5898百万ドル、その一方で配当金支払は6520百万米ドルとなっています。2017年の投資CFの中には"Net Investment Hedges"という謎のキャッシュアウトが1500百万ドル程度あります。これが無ければ、FCFは7400百万ドルになりますので、配当の支払いに若干の余裕があります。

しかし、個人的には過去10年に実現したような、年率9.5%もの配当金の伸びは厳しいのかなと思います。過去3年でいうとFCFのうち、ほぼ9割を配当金として支払ってるので、もう余力がない状況です。

今後無煙たばこや、新興国への販売で更なる売上・利益の成長があれば、配当金も増えると思います。今後、フィリップモリスのビジネスの成長期待したいと思います。



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スモーク

スモーク

新卒日本企業→豪州駐在→豪州企業転職→日本に帰り日本企業転職→外資系企業転職で今に至る。オーストラリアには7年在住。豪州株がポートフォリオの主力で総資産は1億円弱、年間受取配当金は税後で300万円。すでに経済的自由は達成も、まだまだ資産と配当金を伸ばしていきたいと考えている。

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