たばこ株分析

FDA声明に対するブリティッシュアメリカンタバコの声明

投稿日:2018年11月16日 更新日:

私がすでに500万円も含み損を抱える、ブリティッシュアメリカンタバコが声明を発表していますので英訳しました。アメリカのFDA(食品医薬局)のメンソールタバコとe-Cigaretteの販売禁止に関する提案について、同社の意見が記載されています。

もともとブリティッシュアメリカンタバコは、アメリカでNew Portという銘柄のメンソールタバコを販売しており、主力商品です。もしアメリカの規制当局であるFDAがメンソールタバコの販売を禁止した場合は、同社の収益に打撃を与えることになります。そのため、ここ数日で株価が大暴落しています。あーあ、って感じですね。

ただ、声明の前から徐々にBTIだけ下げていたのを見ると、知っている人が売っているような気もしますが・・・(負け惜しみ)

ブリティッシュアメリカンタバコの声明

同社のFDA発表に対する声明はこちらページにあります。

以下に和訳を記載します。(すこし意訳です。言語が違うと微妙なニュアンスを訳すのが難しいですね。。)

先日のFDAコミッショナーのゴッドリーブ氏の発表の中で、若年層が気軽に電子たばこ製品を購入している現状に懸念を示している点に関し、ブリティッシュアメリカンタバコもFDAと同様懸念をもっています。しかし、この声明の中には、メンソールタバコの禁止が言及されていました。今日判明している科学的見解によれば、メンソールタバコが他のタバコと区別して取り扱うべき製品ではありません。(つまり販売禁止することはないということ)

若年層が気軽に電子たばこ製品を購入できる点について、わが社の考え・取り組みは以下の通りです。

  • わが社のマーケティングが若年層をターゲットから外すための方策に万全を期している。FDAとも意見交換しており、若年層をターゲットから外すべく更なる方策も適用する予定である。
  • eコマースでのタバコ販売において、第三者による年齢チェックを支持するし、既にそのような仕組みを導入している。
  • 提携しているたばこ小売店に対し、未成年への販売禁止というコンプライアンスを守るためのプログラムを展開している。
  • その他タバコ業界で実施されている同様の(若年層への電子たばこを阻止する)取り組みを支持する。

ブリティッシュアメリカンタバコは、成年の愛煙家に対する、電子たばこをはじめとする低リスクたばこ製品の利用を促進させることと、未成年による電子たばこ利用を阻止することのバランスをいかにとるのか、というFDAの懸念にも共感します。

研究によると、たばこの味は、たばこ消費を止めるという意思決定に重要な役割を占めていますが、味によっては若年層がたばこをより好んでしまうというFDAの懸念について、わが社は理解を示します。そのため、わが社は20万もの契約小売店とともに若年層が電子たばこ購入を阻止する取り組みを実行しています。

電子たばこについては、FDAが実行性のある規制をすぐにでも導入すべきと考えています。また、FDAはPMTA導入を2022年をまたず、前倒しすべきと考えます。(PMTA:Premarket Tobacco Applicationの略で、新製品の販売前に、FDAの審査と許可が必要という新たな規制)

メンソールタバコについて、わが社は今後もFDAと協議を継続しますが、以下の重要な点について述べておきます。

  • 2013年、FDAがメンソール規制について初めて検討した際、公表されている科学的見解によると、メンソールとその他のタバコとで異なる規制を敷く理由はないというものであった。この見解は今でも変わっていない。
  • メンソールたばこを好む消費者も居るが、メンソールがより依存性が強く、止めづらく、より健康に害ある、という科学的見解はない。
  • メンソールたばこの規制は、予期せぬ悪影響を防ぐためにも、確立された包括的なプロセスに基づいて規制されるべきであり、徹底的な科学的見解を判断材料とすべきである。そうしなければ、司法上の審査に耐えられない。
  • マーケットの1/3を占めるメンソールタバコだけ、その他のタバコと別の規制を敷くということは、違法タバコを増やすことになり、犯罪を助長する。違法なメンソールタバコが増えるということは、より若年層がメンソールタバコを入手することになる。

ブリティッシュアメリカンタバコは、メンソールタバコの科学的かつ徹底的な分析等について、今後もFDAと密に協議を続けます。同時に、わが社は若年層による電子たばこ含むたばこ製品購入を減らすために全力を尽くします。

 

と、、ということで、JUULに押されている電子たばこなら販売禁止してもいいけど、自分たちの主力商品であるメンソールタバコを禁止するのはダメだ!!と主張していますね(笑)

アメリカでは禁酒法という、結果としてアルカポネなどの犯罪組織の伸長を許してしまった歴史があります。メンソールタバコの販売を禁止したら、犯罪組織のシノギになってしまう、というのは説得力があるかもしれませんね。見た目は普通のたばこと同じですし。



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スモーク

スモーク

新卒日本企業→豪州駐在→豪州企業転職→日本に帰り日本企業転職→外資系企業転職で今に至る。オーストラリアには7年在住。豪州株がポートフォリオの主力で総資産は1億円弱、年間受取配当金は税後で300万円。すでに経済的自由は達成も、まだまだ資産と配当金を伸ばしていきたいと考えている。

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