米国株銘柄分析

マンチェスターユナイテッド銘柄分析〔2017年12月期〕

投稿日:2018年11月29日 更新日:

言わず知れたプレミアリーグの強豪、マンチェスターユナイテッドの銘柄分析です。マンUはニューヨーク証券取引所に上場しており、日本からでも投資できます。

マンチェスターユナイテッド(MANU)の分析まとめ

  1. プレミアリーグの競合チーム。
  2. 売上高はチャンピオンズリーグなどで勝ち進めば、放映権・チケット収入が伸びる。逆にチャンピオンズリーグ、UEFAヨーロッパカップ、国内カップで勝ち進めないと売上が減る。
  3. 投下資本利益率は5%に満たず、収益性は低い。スポンサーやライセンス収入は伸びているが、選手に支払う給料も伸びているため、なかなか利益が上がらない。高収益企業ではない。
  4. 今後はアジア・アフリカ等からスポンサー・ライセンス・放映権収入が伸びるとは思うが、選手のコストも高くなると思われ、収益性が高まるかは不明。
  5. 個人的には投資対象ではないが、ファンなら少額投資すればいいのでは?

マンチェスターユナイテッドのビジネス

イングランドの最高峰のサッカーリーグ、プレミアリーグのサッカークラブです。プレミアリーグは世界最高峰のリーグの一つとされており、世界中で放映されています。マンチェスターユナイテッドによると、ファンは全世界で6億5900万人も居るということです。

偉大なアレックス・ファーガソン監督退任後は優勝から遠ざかっています。名監督である現モウリーニョ監督がチームを再び栄光の時代に戻せるのか・・・これが問われています。

マンチェスターユナイテッドは2012年8月10日にニューヨーク証券取引所に上場しました。この記事ではアニュアルレポートから数値を拾える2011年からの数値を掲載しています。

売上は、試合でのチケット収入・放映権・スポンサー収入&ライセンス収入などで構成されています。内訳は下記の通りです。ついでに試合数も記載しています。

スポンサー・ライセンス収入、放映権収入は年を経るごとに上がっています。アジアアフリカでの売上が増えているものと考えられます。

チケット収入は横ばいですね。スタジアムの収容人数には限りがあるからです。

注目すべきは2015年に売上がガクッと落ちているところです。スポンサー・ライセンス収入は下がってませんが、放映権とチケットの収入は落ちています。何故かというと2013-14年のデビッド・モイーズ監督時にチャンピオンズリーグ・UEFAヨーロッパリーグへの出場権を失ってしまいます。(なんたってフラム相手に80本のクロスを上げて得点ゼロ、というモイーズ劇場でしたし)このことで、試合数が減ったので放映権とチケット収入が落ちてしまいました。

というわけで、興業的にもチャンピオンズリーグなどで勝ち進むことが売り上げ増に不可欠です。監督の手腕=クラブの売上ということですね。モウリーニョ監督は再び最強のチームに戻してくれるんでしょうか・・・。

マンチェスターユナイテッドの財務数値

アニュアルレポートから各種数値を拾いました。

売上・利益および資産の推移

売上は年率9%と順調に伸びています。ただ、利益が伸びていません。投下資本利益率は高くて4%程度と、収益性は低いです。2013年は税還付により例外的に税引き後利益が高くなっています。

売上が伸びるのに、利益が伸びない理由としては、せかっくチャンピオンズリーグに出ても、選手にボーナスを払う必要があるので、株主に還元する原資がなくなってしまうからです。

キャッシュフロー

基本的に営業CFは黒字です。2016年から配当金を支払い始めましたが、基本的にフリーキャッシュフローの枠内であり、無理はしていません。いきなりの減配はないでしょう。

ところで・・・2018年6月期は配当金で2200万ポンドを支払っていますが、サンチェスとポグバを足した給料のほうが高いですね。。。生まれ変わったらサッカーが死ぬほどうまくなりたいです(笑)

一株あたり利益・配当金と配当性向

上記の通り2016年から配当金の支払いを開始していますが、米ドルベースでは一株あたり配当金はずっと同じです。これからも、今まで通りくらいの配当金だと思いますが、ポンド安になれば、米ドルベースの一株配当は減るかもしれません。

マンチェスターユナイテッドの将来の見込み

個人的には、アジア・アフリカの経済成長と人口増により自然とマンチェスターユナイテッドのファンの数も増えるのかなと思います。そうなると、スポンサー・ライセンス収入、放映権収入が増えるのかなと思いますが・・そのためには、ファーガソン監督時代のような常勝軍団であり続ける必要があります。

モイーズ監督時代のような成績がずっと続いたら、マンチェスターユナイテッドの売上は下がり、株価も期待できないと思います。

現在の株価

2018年11月29日のマンチェスターユナイテッドの株価は下記の通りです(グーグルから引っ張ってきただけですが)

上場以来、基本的に横這いですね。売上は上がっていますが、利益が伸びないので株価に反映されています。

最後に

世界的に有名なビッグクラブですが、投資家からみた収益性は凡庸なものです。正直、個人的には投資対象ではありませんが、もしマンチェスターユナイテッドのファンなら株を買って応援するのもいいかもしれません(笑)

その昔、チェルシーのオーナーのアブラモビッチ氏みたいに大金持ちになったら、ヨーロッパのクラブチームのオーナーになりたいなあと妄想を抱いたことがあります。私が株式投資を頑張る理由の0.01%くらいは、クラブチームを買収するためです(笑)ただし、、マンUの収益性をみたら、投資というより道楽だなと思いました。

スポンサー収入を大いに期待できる、アジアの選手、特に中国人選手がスタメンになれば、中国企業から莫大なスポンサー収入を得られるのではないでしょうか。アジア各国は、サッカー人気が高いので、もしポッと出で才能のあるアジアの選手がいたら、マンUとしては獲得してみたらいいんじゃないでしょうかね~。香川選手がマンUに加入したときは日本中が大騒ぎでしたし。ファーガソンがずっと監督なら香川は今でもマンUだったかもしれません。。

私はその昔ロンドンで、マンチェスターユナイテッド対ポーツマスの試合に賭けたことがあります(店舗でやってる合法の賭けですよ)。「マンUの勝ち」と「ルーニーのゴール」に賭けました。マンUの勝ちは当たりましたが、当日のゴールを挙げたのはフレッチャーでしたので、結果として少し負けたのかな~と記憶していますが。今となってはいい思い出です。



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スモーク

スモーク

新卒日本企業→豪州駐在→豪州企業転職→日本に帰り日本企業転職→外資系企業転職で今に至る。オーストラリアには7年在住。豪州株がポートフォリオの主力で総資産は1億円弱、年間受取配当金は税後で300万円。すでに経済的自由は達成も、まだまだ資産と配当金を伸ばしていきたいと考えている。

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